Apr 21, 2013

umanome

この渦巻きを馬の目と呼ぶなんて、
名付けた人はセンスがある。


本来は馬の目を描いたものでは無いそうだが、
言われてみると確かに馬の目に見えてくるから
不思議だ。





模様や色の呼称は知れば知るほど
本当に面白い。


この馬の目皿は明治辺りのものだそうで、
高台は無くべた底。なので底に厚みがあり、
小皿だけれども重みがある。


くるくると流れるように描かれた馬の目模様は、
描いた職人さんのリズムにのった筆使いまでも
見えるようで、思わずなぞってしまうのです。