ヘルシンキの蚤の市。
賑やかな色柄のフィンランドデザインが
あれやこれやと店先に陳列されている。
更には商品を並べるテーブルにも、
当たり前のようにマリメッコの鮮やかな
クロスが敷いてあったりと会場は見て回る
だけでも目を楽しませる。
そんな中で目に入った淡い草色のグラス。
カイフランクがデザインしたKaltioより
一回り小さいサイズで、刻印等は一切無く
年代もいつのものかは分からない。
所々で色ムラがあったり、ガラスの表面も
微妙に波打っている事から現代のものでは
ないようだが、何よりも手に収まるこの大きさが
思いの外使い勝手があり、なにかと日々活躍
している。
もう1つはARTEKでみつけた葦のバスケット。
編みの密度が高く、重量感のある所が
日本の籠とは違う点。
すっきりとした表情と、横から見た時の
立ち上がる直線が美しい。
こちらは果物を入れるととても美味しそうに見える。
どちらもとてもシンプルでありながら
いつまでも眺めていたくなります。