Sep 28, 2015

Wood Grain

クセというか、ツボというか、自分の好みに共通するものがあって、
買った後でその共通項に気づくことも多い。



七尾佳洋さんの白釉練込楕円小鉢。
初めてこれを目にした時、どこか見覚えのある感触があれども
それが何か判明しないまま「これに盛ったポテトサラダが食べたい」
という理由で購入。
(実際いつも以上に美味しく映えた)
その後も使い続けること約1ヶ月、ようやくその既視感に決着がつく。




盛永省治さんの楢を削り出した器。
規則正しく整然と並んだ木目も好きだが、どちらかというと
変化に富んでいて不規則なものの方が手元には置きたくなる。
この主張のある木目を七尾さんの器に見ていたようで、
木と土という素材を超えて近しい物を感じたことが我ながら面白かった。

ということは、いつかどこかで主張ある木目柄のシャツや靴を見つけてしまう
可能性も無きにしも非ずですが、その場合についてはあまり考えないように
したいと思います。