Jul 6, 2014

Chapati

上から見るとラケットのようにも見える物体。
表面は木を継いであったり、刃物の跡も見られる。
更にまん中は磨り減って少々くぼんでいたりと、
使い込まれた形跡がうかがえる。



この謎の物体、正体はチャパティをこねる台で、
インドからはるばるやってきたもの。
そう言われると大きさも約30cmとまさにチャパティのサイズ。

今のところチャパティ用には使えていないが、
それ以外の場面で大活躍している。
食卓の中央に陣取り、時にはチーズやパンを切る台として、
またある時は土鍋、鉄鍋をしっかりと支えてくれる。

果物を載せているだけでも味わいがあって、
不思議な魅力と許容量を兼ね備えている。


 
一番の魅力は横から見た姿。
土台がちょうどカメの足のようでもあり、
頭を低くして寡黙に佇ずむその様子は、
まるで食卓の守り神の如し、なのです。