どれも九州の郷土玩具
せっかくなのでひとつずつご紹介。
まずは黒色が印象的な肥後梟笛
最初見たときは黒猫と思い込んでいた・・・失礼
後頭部に空いている穴に息を吹き込み音が出る
(鳩笛等と同じ)仕組みで、阿蘇山周辺に多く
生息する梟を模したもの。
土のひんやりとした手触りところんとした形が
なんとも愛嬌がある。
続いて雉子馬
九州のいくつかの地域で生産されているそうだが
これは熊本の人吉のもの
鋭い目に荒削りな造形がいかにも速そうに見える。
最後に宮崎のうずら車
横顔の飄々としたところや
ぼってりとした姿形が魅力的。
雉子車とは違い引っ張るというより
押して動かす仕様と思われる。
三者三様ならぬ三羽三様。
なかなか良いトリオだと思います。