今回見つけたキロギはこれまで見た中で最もインパクトのあるシルエットでしかも赤・青・白に彩色されている。手作業の様子がそこかしこに見受けられ、剥離等が見られる表面の状態から恐らく朝鮮時代のものと思われる。ちなみにキロギで彩色されているものは貴族階級向けで、彩色のない無地のものが庶民向けなのだそうだ。
胴体部分のカクカクした直線のシルエットに対して首から頭は曲線というバランスが面白い。彩色だけではなく単純化された左右の羽模様はとても斬新で、背中部分も羽模様というよりウロコに見えるような気がしないでもない・・・。
胴体部分のカクカクした直線のシルエットに対して首から頭は曲線というバランスが面白い。彩色だけではなく単純化された左右の羽模様はとても斬新で、背中部分も羽模様というよりウロコに見えるような気がしないでもない・・・。