Jan 20, 2013

tiny 09

木の匙。




以前、清澄白河にある
Babaghuriのスプーン展で
見つけたもの。

これに関してはスプーンというより
匙という呼び名の方が相応しい気が・・・。


まるで腹筋運動の途中に止められて
しまったような微妙な姿勢も愛嬌があり、
しかも当の本人は淡々としていて
その表情には貫禄さえ感じられる。




悠然としたその佇まいはどんなものも
受け入れてやろうと言っているかのように
見えるが、実は奇妙な体勢のおかげで
何かの支えなしには自立は厳しい。


いつもは誰かと誰かの間に挟まっていたり、
誰かに寄りかかっているということは、
ここだけの秘密なのです。