Sep 7, 2013

Taipei 02

台北に行ったらスタンドカラーがまた増えてしまった。

台湾通の友人に鄭惠中さんのアトリエを教えて
もらっていたので、それは当然の結果とも言える。



狭い路地に面した鄭惠中さんのアトリエは
間口に比べて奥行のある、京町屋のような建物。
案内された2階と3階は、書庫のように棚が並び、
そこにサイズごとに分けられた服が、所狭しと
置かれている。
最初はその物量に圧倒されたが、次にそれらが
全て違う色であることに気付いて一層驚く。


まるでグラデーション見本のような色の種類、
更にサイズも加わると選択肢はかなり拡がってしまうが、
その中から好みのものを探し出す作業がこれまた楽しい。
 
広げて、着て、眺めて、また広げてを繰り返し、
今回は2枚のシャツと布を持って帰ってきた。


その着心地は軽くてとても肌触りが良い。
ゆとりのあるシルエットも風が通り易く、
湿度の高いこの土地の気候に適している。
また素材が柔らかいので羽織るにも、
重ねるにもおさまりが良いので、とにかく
着ていて心地が良い。

持ち帰った2着が既に手放せないものと
なった今、次回はあの型をあの色でと、
早くも予習に余念がありません。