Jan 24, 2016

New Items

シカゴ、マルケン島、インデアンスプリングス、
ペンシルバニア、ミズーリ、ニューヨーク。

コンパクトなサイズのペナントをachikochiz shopにアップしました。
なにとぞ、なにとぞ。








Jan 4, 2016

CARTE POSTALE

危険なものを見つけてしまった。
昨年開催したアチコチズストアに合わせて、バイヤーAがフランスより持参した
@le_mange_disque氏のCARTE POSTALE 及び CARTE PHOTOのコレクションである。
コレクションブックを眺める事2日間、結局最初に気になった2枚を今回は選ぶ事にした。パリのメトロ周辺の様子を切り取ったものと気難しい顔をした男性達の集合写真である。
   

この2枚について@le_mange_disque氏の解説を以下に引用。
まずはメトロ周辺の風景を写したこちらから。
『これはポストカードで、1900年頃の物。Phototypie(フォトティピー)という、リトグラフに似た方法で印刷されているオフセット印刷の登場は1930年頃なので、オフセットではない。フォトティピーは500枚生産くらいで版がダメになるので、たぶん多くて2000枚くらい作られたのかも?)。現存するメトロ2番線&13番線の出口を写した物で、背景にメディカルセンター(1階が薬局、2階が歯医者、3階が助産院の看板)の建物で、しかも今も1階は薬局(!)である。』との事。

更にはバルコニーのデザインと壁のレリーフを手がかりに場所と建物まで特定してくれた。(まるで腕の良い探偵のようだ)
確かに見比べてみると店舗や看板は変われども建物自体は100年前と全く同じ。しかも後方には同じメトロの出入り口も存在している。
ヨーロッパでは100年以上前の建物は珍しくない為、こうやって古いポストカードと今の光景を探して見比べるという非常に楽しい作業が可能である為、コレクションしてしまう気持ちがとてもとても良く分かる。


さて、もう1枚の誰も微笑んでいないミステリアスな集合写真についての解説は以下の通り。
『何かの工場か工房前での従業員&管理職(いい服着てるのが管理職数名)の記念撮影で、服装の感じから察するに1910年頃だろう。これはCarte Photo(カルト・フォト。フォトのカード)という手法で作られている。ハガキ大の印画紙(表面が印画紙、裏面は字が書けるようにマットな普通紙)に、写真家が1枚1枚を手で現像したもので、フォトティピーに比べるとぐっと生産数が少ない。手間を考えると、多くて100枚ぐらいか?銀塩写真の歴史の最初期で、臭化銀を使った現像(光の具合によってはサテンぽい銀色が表面に見えるのはそのせい)。』との事。

確かにメトロ周辺のものは手触りがマットであるのに比べこちらの集合写真は光沢があり、より一層写真っぽい。それにしてもこれらが写真ではなく、ポストカード(裏面には住所欄と通信欄があり中央で線引きされている)となっているのがとても興味深い。
また商業写真では見ることのできない当時の労働者の様子がリアルに写っており、服飾の歴史的観点からも貴重なものだそうで、こういったものが映画やドラマの時代考証の資料となったり、ファッションデザイナーのアイデアソースに繋がっているのだろうと思うとそれだけでワクワクしてくる。それにしても髭率の高いこと・・・。

何はともあれCARTE POSTALEの世界はとても危険である。
一歩足を踏み入れただけでこれだけ面白いのだから、この先にはかなり楽しい世界が待ち受けているに違いない。
個人的には@le_mange_disque氏のコレクションを本にしてしまいたいぐらいなのだが、まずは次回どれを手に入れようか今からイメージトレーニングに励みたいと思います。

Jan 1, 2016

新春来福


本年もなにとぞ宜しくお願い申し上げます


吉祥宝来
弘法大師が中国からもたらした縁起物
農地がない高野山では藁を手に入れる事が困難であった為
絹や紙を切り絵にして注連縄の代わりとして飾られている


Dec 12, 2015

1st Anniversary

イチニ、イチニ、で1周年。

今後とも、なにとぞ、なにとぞ
宜しくお願い申し上げます。

achikochiz.com






Dec 6, 2015

New Items

先日の「まめ書房」で開催した出張ブロカント『アチコトズストア』 では
とても多くの方々と楽しい時間を過ごすことができました。
足をお運びいただいた皆様、応援の声を届けてくださった皆様
誠にありがとうございました。
次回も11月の開催を予定しております。

そんな『アチコチズストア』でも人気の高かったバスク模様の皿と
愛嬌のある魚が特徴の VILLEROY & BOCH のアイテムを
新しく6点 achikochiz shop にアップしました。
なにとぞ、なにとぞ。



      

Nov 16, 2015

Vuokko and Girard

我が家のよくできた偶然。

愛用のマグカップとデミタスカップのことである。


左のマグカップはフィンランドを代表するデザイナー
VUOKKOの代表的なカラーを配したもの。
本体は量産型の見慣れたマグカップであるが、VUOKKOカラーが
配されるだけで、こんなにもモダンになる。
ヘルシンキのショップにあった幾つかのパターンの中から同じ配色の
ボーダーシャツを持っているという理由でこのグレイ×ブラックを選び、
以来日々のコーヒーはもっぱらこのマグカップで登場。

右の細長いのはアメリカの伝説の航空会社、ブラニフ航空の
ファーストクラスで使用されていたデミタスカップ。
1965年から多くのデザインを手がけたALEXANDAR GIRARDによるもので、
これは陶器製だがエコノミークラスだと同じデザインでプラスチック素材となる。
シンプルなデザインに見せかけて、本体の曲線に対してハンドルの直線的な
デザインやその細さ、黒の絶妙な配分などなど小さいながらも見所満載である。
こちらはもっぱらホットワインなどで登場。

偶然にも我が家に集まったこの2つ、並べてみると少し似ている。
片方を使うともう片方を思い出すので、いつの間にか隣同士が定位置に。

これがなかなか良い眺めなのです。


Oct 23, 2015

とある三角形。



オレンヂが鮮やかなペナントは1910〜20年代のニューヨーク州
 [ BUFFALO ] の古いお土産用のもの。
所々に穴があったりと随分年季が入っている。
フェルトの上に並ぶアルファベットがいかにも手作りで
最後尾で窮屈そうにしている[ O ] がなんとも微笑ましい。

ペナントには船舶用を始め学校や団体名を表すものなど多々あるが
特に土産用のものが面白くて、フォントだったりデザインだったり、
好みのものを見つける度に少しずつ集めている。
お土産用ペナントの魅力は何と言ってもバラエティの豊かさで、
このBUFFALOペナントのように潔く都市名だけのものもあれば、
スペースの限りにイラストを描いているものなどなど、モダンなものから
ゴテゴテしたものまで、とにかく多種多様なテイストに出会える。
知らない都市名に出くわしては地図を広げ、絵柄を手掛かりにあれこれ
調べるうちに気づけば名所や名産までも知る得る事になり、1枚で
2度も3度も楽しめる。
三角形の世界は小さく見えてもなかなか壮大なのである。

今回これらのペナントの中からオススメのものをピックアップし、
10月31日&11月1日に開催される出張ブロカント『アチコチズストア』
にて販売する予定です。(BUFFALOを除く)

選りすぐりの三角形を取り揃え、皆様のご来店をお待ちしております。