先日、実家の物置きを整理がてら
物色していたら、好きなトーンの
オレンジ色を発見。
何かと思って引っ張り出したのが
小さい頃に穿いていた(らしい)
スキーパンツ。
パンツ自体がオレンジで、付属の
サスペンダーは黄色と当時にしては
なかなか良い色遣い。
これを穿いていたであろう自分と
対面しているような不思議な気分で
しげしげと眺める。
するとフロント部分に見たことのある
ロゴマークを発見。
1952年にアルピニスト用装備を製造する
会社として創業されたフランスのMONCLER。
これは山に登る事を生涯の友としている
父親が当時選んだらしい。
勿論シルエットはいわゆる「ラッパ型」
であり、時の流れを見事に映し出す。
中に使用しているのはダウンではなく
ポリエステル100%の中綿。
日本語の素材タグも付いている事から
ライセンスものかと思われるが、
フロントのスナップはパンツと同色の
オレンジ、最上部のボタンだけはネイビー
にしている辺りはMONCLERらしいところ。
トリコロール色をした鳥はフランスの国鳥
である雄鶏だそう。
数十年前の物でもロゴマークを見ただけで
それと判別できる。
小さなロゴマークの大きなちからを実感した
出来事。
MONCLERとは縁がないと思っていたら既に
縁があったという、久しぶりと初めまして
の間にある遭遇でした。