前回の投稿、重森三玲庭園美術館を訪れた日。
この日、暦では既に春であるにも関わらず寒い日だった。
そんな「冬と春の間」のような日に偶然に見つけたもの。
あまりにもその日にぴったりで縁を感じずにはいられず、
持ちかえる事に。
100年ぐらい前の中国のものとの事。
きっとこれが"winter"や"spring"のように
いくつかの文字で構成されていたら全く趣も
異なっていただろう。
ひとつの文字で多くを表す漢字の奥深さ。
よりしっかりとした頼もしい後ろ姿は
「冬」のほう。
「春」は季節同様、ゆるやかな姿。
いつの日か「夏」と「秋」に出会える事が
今から楽しみなのです。