Mar 27, 2016

Newcomer

春は新参者の季節でもある。

この冬の時点で我が家に集まっていた大黒天はこの5名。



集まっては出て行き、またどこかで見つけては集まりを繰り返している。
米俵に乗り手には打ち出の小槌、福袋といったお馴染みのアイテムであるが、
材質も表情もどれも少しずつ異なるところが魅力。
今集まっている中では最前列右のしもぶくれ気味の大黒天が少々ひねくれもので、
足元がおぼつかず少しの振動でも「ごろり」と横たわってしまう。
それは何かの拍子であったり、本人の気まぐれだったりするのだが、周りが
静まった時に限って絶妙のタイミングで「ごろり」と鈍い音が響くのがまた憎い。
おかげで帰宅するといつもその無事を気にしないといけないのだが、本人は少しも
悪びれる様子もなく、踏ん張っている日もあればすっかり横になっている日もある。

と、そこに新参者のえべっさん(恵比寿)が登場。

黒々としていて大きく新参者ながら堂々としており、並べてみると
すでに古参の風格すら感じられる・・・。

 

新参者の登場を彼らが歓迎しているかどうかは全く読み取れませんが、
新加入の日から今日までのところ「ごろり」は見られていないので、
それを歓迎の意と勝手に解釈しています。


後ろ姿の眺めの良さよ。