パリで印象的だった『merci』
マレ地区にある話題のセレクトショップで
元倉庫を利用した広い敷地内にはカフェや
レストランもある。
ルパンの愛車でもあるチンクチェントが目印。
メインのドアから入ってすぐ、天井からは自然光
この照明も販売されている。
服、雑貨、家具等、取り扱っている物はこのショップの
コンセプトである社会貢献(収益を貧しい国や恵まれない
子供たちのための援助金として寄付する)に賛同した
ブランドや企業のものだそう。
レジカウンターには、3.11の震災時に倒壊した家の瓦(玄昌石)
を使用したアクセサリーを製作、販売し地元の復興資金としている
宮城県の「船越レディース」とmerciのスペシャルアイテムも
置いてあった。
様々な食器が並んだ棚、奥には家具、照明類
文房具には日本のものも
壁紙コーナー
ドアプリントの壁紙はマルタン・マルジェラ
有名なファッションブランドもあれば、工業製品のような
骨太なものもあったりと、他のセレクトショップとは
少し異なる商品の幅広さがとても面白かった。
欲しいものを購入したらそれがそのまま社会貢献にも繋がる、
そういった肩に力が入っていない姿勢は、商品を詰め込まず
ゆったりと見せる店内の空間作りからも感じる事が出来る。
(試着室は車椅子のまま入る事が出来るよう設計)
また訪れたいと思うお店がパリで1つ増えました。
Jul 30, 2012
Jul 23, 2012
Paris 01
旅に出ていました。
ということで、備忘旅録。
今回は深夜発という便利さと評判の良さで
ドバイ経由のエミレーツを利用。
日本→ドバイ(約10時間)
乗り継ぎ(約3時間)
ドバイ→パリ(約7時間)
と、なかなかの長旅ですが、他社に比べて
シートの広さや食事の内容も良く、また映画の
種類がとても充実していた為、長時間でもさほど
退屈な思いをする事無く到着。
ちなみにドバイ空港はトランジットに要する移動も少なく、
深夜でも活気があり、その近代的な建物は清潔で安全な印象。
Prayer Rooms のサイン等、中東情緒もあちらこちらに。
空港でのレートは1円=0.055ディルハム(AED)
スターバックスでのダブルのカフェラテが24ディルハム。
約440円ぐらいで日本とほぼ同じぐらい。
(ユーロは1EUR=101.81円)
話をもとに戻して、まずはパリの風景を。
ロベール・ドアノーの
"La baiser de l'Hotel de Ville, Paris"
でも有名なパリ市庁舎。
1区にあるイタリアンレストランから見た通りの眺め。
何気ないのですが絵になってます。
チュイルリー公園に移動遊園地が。
せっかくなので、観覧車に乗車。
料金は8ユーロ、2周します。
車窓からの眺め①
遠くにエッフェル塔。
車窓からの眺め②
モンマルトルへ続く街並み。
夏のヨーロッパは日が長く、
パリも21時ぐらいまでは明るい。
22時過ぎの夕暮れ。
到着時には小雨の降っていたパリも
夕暮れには美しい空となり、幸先のよい
旅の始まりとなりました。
ということで、備忘旅録。
今回は深夜発という便利さと評判の良さで
ドバイ経由のエミレーツを利用。
日本→ドバイ(約10時間)
乗り継ぎ(約3時間)
ドバイ→パリ(約7時間)
と、なかなかの長旅ですが、他社に比べて
シートの広さや食事の内容も良く、また映画の
種類がとても充実していた為、長時間でもさほど
退屈な思いをする事無く到着。
ちなみにドバイ空港はトランジットに要する移動も少なく、
深夜でも活気があり、その近代的な建物は清潔で安全な印象。
Prayer Rooms のサイン等、中東情緒もあちらこちらに。
空港でのレートは1円=0.055ディルハム(AED)
スターバックスでのダブルのカフェラテが24ディルハム。
約440円ぐらいで日本とほぼ同じぐらい。
(ユーロは1EUR=101.81円)
話をもとに戻して、まずはパリの風景を。
ロベール・ドアノーの
"La baiser de l'Hotel de Ville, Paris"
でも有名なパリ市庁舎。
1区にあるイタリアンレストランから見た通りの眺め。
何気ないのですが絵になってます。
チュイルリー公園に移動遊園地が。
せっかくなので、観覧車に乗車。
料金は8ユーロ、2周します。
車窓からの眺め①
遠くにエッフェル塔。
車窓からの眺め②
モンマルトルへ続く街並み。
夏のヨーロッパは日が長く、
パリも21時ぐらいまでは明るい。
22時過ぎの夕暮れ。
到着時には小雨の降っていたパリも
夕暮れには美しい空となり、幸先のよい
旅の始まりとなりました。
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travelling
Jul 8, 2012
Jun 20, 2012
trio
本来の姿はどうだったのだろう?
仲良く並ぶ3人組。

とあるアートスペースでのバザーにて購入。
出品者不在の為、詳細は不明。
左端に角のように伸びるもの、
その不思議な容姿がさらに謎を深める。

切断されたようにも見えるので、
もっと長かったのかも・・・。
まるでアンテナの様な、角の謎。
また両脇をしっかり固める子供達
(であろう)の目には石が埋め込まれている。

取れてしまったのか、2人とも右目のみに残る。
なかなか手の込んだ作りなのです。
そして裏側に打ち込まれた釘の形状も
楽しくて、表も裏も楽しめる。

まるでキノコか西洋の鑓のようである。
本来の姿も出身地も謎ですが、
あれやこれやと考えつつ眺めるのも
それはそれで楽しいもので、
「わからない」というのも時には
良いものだと思うのです。
仲良く並ぶ3人組。

とあるアートスペースでのバザーにて購入。
出品者不在の為、詳細は不明。
左端に角のように伸びるもの、
その不思議な容姿がさらに謎を深める。

切断されたようにも見えるので、
もっと長かったのかも・・・。
まるでアンテナの様な、角の謎。
また両脇をしっかり固める子供達
(であろう)の目には石が埋め込まれている。

取れてしまったのか、2人とも右目のみに残る。
なかなか手の込んだ作りなのです。
そして裏側に打ち込まれた釘の形状も
楽しくて、表も裏も楽しめる。

まるでキノコか西洋の鑓のようである。
本来の姿も出身地も謎ですが、
あれやこれやと考えつつ眺めるのも
それはそれで楽しいもので、
「わからない」というのも時には
良いものだと思うのです。
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crafts
Jun 11, 2012
tiny 05,06,07
小物を数点。
メキシコの笛。
ちゃんと音が出ます。
鳥であろうと思われるぐらいの姿がよろしい。

三人形(みつにんぎょう)の蓋置。
茶道等で使われるもので、三人の唐子のうち
一人だけ上着を着てるのが正面になるそう。

この人だけ様子が異なるので、こちらが表(正面)。
喜怒哀楽の置物、真鍮製。
ペーパーウエイトにちょうど良い大きさ。

「喜」と

「楽」
これに正面なるものはありませんが、
知らず知らずこの2面どちらかが
こちらに向いていることが多いのです。
笑門来福。
メキシコの笛。
ちゃんと音が出ます。
鳥であろうと思われるぐらいの姿がよろしい。

三人形(みつにんぎょう)の蓋置。
茶道等で使われるもので、三人の唐子のうち
一人だけ上着を着てるのが正面になるそう。

この人だけ様子が異なるので、こちらが表(正面)。
喜怒哀楽の置物、真鍮製。
ペーパーウエイトにちょうど良い大きさ。

「喜」と

「楽」
これに正面なるものはありませんが、
知らず知らずこの2面どちらかが
こちらに向いていることが多いのです。
笑門来福。
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small articles
May 27, 2012
in season
うまく説明できないけれど、自分の中だけの「旬」。
毎年着ているユニフォームの様なストライプのシャツも
ボーダーのカットソーも、毎年同じようで同じではない。
手に取る色も、合わせるものも微妙に変わる。
とはいえ、自分の中だけのごくごくわずかな変化で、
一見いつものストライプであり、いつものボーダー。
そんな「旬」と相容れず、しばらく着用する機会が無かった
EMILIO PUCCIのコットンパンツ。
購入したのは10年以上前。
今のように有名デザイナーがデザインを担当する以前の
ものなので、インパクトのあるパターンとは裏腹に
シルエットはいたってクラッシック。
一番好きな時代のものである。
少し野暮ったいハイウエストもテーパードの具合も、
時流がひとまわりして今の気分となる。
柄の様子はこちら。
白・茶・黒・グレーをベースとしたパターン。
曲線と直線のバランスがとても美しい。
同じ服でも時間が経つとまた新しい側面が見えてくる。
そして何よりも購入した当時とは自分自身の服との距離感や
感覚が異なるので、まるで新しい服の様に向き合えるのが
一番おもしろい。
EMILIO PUCCIと言えば1970年に開催された大阪万博の
イタリア館のコンパニオンの制服もデザインしている。
万博公園にあるEXPO'70パビリオンで見つけた当時の様子。
立ち姿も制服のインパクトに負けていません。
毎年着ているユニフォームの様なストライプのシャツも
ボーダーのカットソーも、毎年同じようで同じではない。
手に取る色も、合わせるものも微妙に変わる。
とはいえ、自分の中だけのごくごくわずかな変化で、
一見いつものストライプであり、いつものボーダー。
そんな「旬」と相容れず、しばらく着用する機会が無かった
EMILIO PUCCIのコットンパンツ。
購入したのは10年以上前。
今のように有名デザイナーがデザインを担当する以前の
ものなので、インパクトのあるパターンとは裏腹に
シルエットはいたってクラッシック。
一番好きな時代のものである。
少し野暮ったいハイウエストもテーパードの具合も、
時流がひとまわりして今の気分となる。
柄の様子はこちら。
白・茶・黒・グレーをベースとしたパターン。
曲線と直線のバランスがとても美しい。
同じ服でも時間が経つとまた新しい側面が見えてくる。
そして何よりも購入した当時とは自分自身の服との距離感や
感覚が異なるので、まるで新しい服の様に向き合えるのが
一番おもしろい。
EMILIO PUCCIと言えば1970年に開催された大阪万博の
イタリア館のコンパニオンの制服もデザインしている。
万博公園にあるEXPO'70パビリオンで見つけた当時の様子。
立ち姿も制服のインパクトに負けていません。
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clothes
May 12, 2012
1st and 13th.
先日、目の隅に引っ掛かったもの。
江戸時代の安南写し。
絵柄と地色のコントラストと、
釉薬と素地のコントラスト。
その具合が面白い。
釉薬が掛りきっていない所は
その部分だけ別の空間。
そして絵柄。
鹿と
鼠
鼠と言えば十二支の競争で1番乗りした「子」。
対して鹿は13番目だった為、十二支に入る事が
できなかったとか・・・。
何を意図として鹿と鼠の絵柄なのか真相は不明だが、
そんな2匹が一緒に描かれているのも楽しい。
この鉢の中ではさえない表情に見える鼠に対し、
鹿は晴れやかな立ち姿(に見える)。
と、物語を勝手に考えるのも楽しみの一つなのです。
江戸時代の安南写し。
絵柄と地色のコントラストと、
釉薬と素地のコントラスト。
その具合が面白い。
釉薬が掛りきっていない所は
その部分だけ別の空間。
そして絵柄。
鹿と
鼠
鼠と言えば十二支の競争で1番乗りした「子」。
対して鹿は13番目だった為、十二支に入る事が
できなかったとか・・・。
何を意図として鹿と鼠の絵柄なのか真相は不明だが、
そんな2匹が一緒に描かれているのも楽しい。
この鉢の中ではさえない表情に見える鼠に対し、
鹿は晴れやかな立ち姿(に見える)。
と、物語を勝手に考えるのも楽しみの一つなのです。
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